【動画】ヒンデミット/ファゴット・ソナタ (1938) [YouTube]

こんばんは。
東京では久しぶりの雨となり,今夜からは雪になるそうです。
かなり寒くなると思いますので,皆様体調には充分ご注意くださいませ。

さて,先日2021年最初の収録に行ってまいりました。
正月なまりとステイホームの影響か,収録は難航しましたが...。
無事アップロードの準備ができましたので,ご紹介させていただきます。

■ ヒンデミット/ファゴット・ソナタ (1938)
■ Paul Hindemith - Sonate für Fagott und Piano (1938)

【追記】上記の動画をアップロードしていたアカウントが謎に凍結されてしまいました(2022年11月)。 現在,新アカウントにて順次再収録の上アップロードしております。 ご視聴よろしくお願いいたします。 https://www.youtube.com/channel/UCpiHcUwxJVTm_EyNuLlg2bA


2楽章形式で小規模ながら,ヒンデミット節が存分に散りばめられた名曲です。
ヒンデミットと言えば,ウィーンフィルの初来日の際に指揮者として来日,日本の伝統音楽に対して日本人が容易に答えられないほど精通した質問をして驚かされたという逸話を聞いております。
あらゆる音楽に対して博識だったのか,日本に来るために徹底的に勉強されたのか,どちらにせよ,尊敬すべき姿勢だと感じました。

さて,今回この曲に取り組むにあたり,ヴィオラ奏者である弟に色々とヒンデミットについて教えてもらいました。
やはりヒンデミットと言えばヴィオラ曲,というイメージがあります。
教わった内容をもとに,他のヒンデミット作品も研究してみて,収穫の多い収録となりました。

ヴィオラの曲をファゴットで演奏してみようとは思い至りませんでしたが(重音が多くて...),

・ファゴットとトランペットのための協奏曲
・八重奏曲(シューベルトなどの八重奏曲と違い,ヴァイオリンが1本でヴィオラが2本)
・(もう一曲ありますが,秘密です...)

なども演奏してみたくなりました。

さて,今回の収録について。
今回も,全楽章を一度に収録しました。
...が,第1楽章と第2楽章のインターバルが短すぎました。
もう少し間を開けて,第2楽章に集中しなくてはなりませんね...。
「ソナタは楽章間の間合いも重要な要素」と言っておきながら,自らが設定したインターバルによって第2楽章の出来に影響が出てしまったことは,いかに収録前のリハーサルで「本番モードを想定した時間設定」をすることが大切かを思い知らされる結果となってしまったのです。

まだまだ課題が多い演奏となってしまいましたが,次の楽曲に生かしていきたいと思っております。

是非,ご視聴のほど,よろしくお願いいたします。

KASPAR, der Fagottist KP.60


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